「危ない!!!!!!!!!!!!」 その声を最後に、俺はこの事故のことを覚えていない。 次の瞬間、目に入ったのは泣き崩れる家族と白い天井。 「大知が目を覚ましたわ!!!!!!」 体が動かない。何が起こったのだろうか、口を開きたくても開かない。 …
〜エピローグ〜 凍てつくような冬も終わり、不安と期待が混じり合う暖かい春が訪れる。 俺は高校一年生、上島大知。 下半身高校膝下学科に入学した新一年生だ。 自分でもどうしてこの高校にしたのか、どうしてこんな高校があるのか分からなかったが、家から…
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